2021年8月13日 14:04

弊社説明会でよく頂く質問にお答えします 3Dデザイナー編

皆様、こんにちは!

暑さにめっぽう弱いxeen採用担当のやーまんです。
連日30度を超える真夏日が続いていますね...。
コロナに熱中症・日焼けにと、対策することが山積みです......(´;ω;`)

さて、今回は、先日から実施しております
 「弊社説明会でよくいただく質問にお答えします」
~3Dデザイナー編~ をお送りします!

xeenでは毎年、学内説明会や社内説明会を開催しております。
昨年からはオンラインで開催しており、
質疑応答では多くの学生様から質問をいただけて、嬉しい限りです!
有難うございます!!

その中で、今回は3Dデザイナー職に関する質問を、
大きく3つに分けて、全部で6個ご紹介しますので、
3Dデザイナーをご志望の方は、
ぜひ最後までお読みください(/・ω・)/レッツゴー



【ポートフォリオ・作品について】

A1.

3Dデザイナーの基本的な能力確認として
"モデリング能力"、"シェーダーやテクスチャなどで質感を表現する能力"
を見ることはもちろんですが、その中でもとくに

・その作品で何を表現 (アピール) したいのか。
・表現したいことに合わせて、
しっかり意図をもってデザインできているか。

を見ています。

 

A2.

背景作品はキャラクター作品と比べると、単体のモデリング能力よりも、
ライティングやレイアウトなどを含めた、全体を一枚絵として見たときの
バランスが重要になります。その中で、

"何が主役なのか"
"キチンと主役が引き立つ構図になっているか"

ということをしっかりと考え、
それが引き立つような画作りや
生活感・空気感など、その背景作品から
物語を感じられるような見せ方がされていると目を引きます。

 

A3.

モーションデザイナーは、3Dモデルに動きを付ける職種ですので
平面の描画力は、直接的な評価にはなりませんが
構図や画作りのセンスなど、デザイナーとしての基礎能力の
確認はできます。

また、モーションデザイナーの仕事の一部である、
演出を考えるという点で、絵コンテは描けると評価に繋がります。

  

A4.

人物モデルの基本的なアニメーションである
「歩き」 「走り」 は、
多くの人が作るので、基礎能力を見るうえでは
入っていると良いかなと思います。

キャラクターのアニメーションでは、動きの中で
そのキャラクターらしさ (性格やクセなど) が表現できていると、
好印象です。

ですが、どのアニメーション作品も、まずは

重心の移動や後追い・動作の重さがキチンと表現されているか。

を重視しています。

 



【就職活動に向けて】

A5.

3DCGは習得に時間がかかる分野ですので、
まずは時間のある限り、デッサンやモデリング・アニメーションなどの
作品制作をたくさん行い、デザイン能力の基本スキルのアップに
力を入れると良いと思います。

その際、自分の好きなもの・得意なものだけを作るのではなく、
幅広いテイストで作ると良いです。
作成するときに、

「この作品は、どんなスキルを習得するために作る作品なのか」
「この作品は、自分のなにをアピールするために作る作品なのか」 

というテーマを意識して作ると作品の見せ方や、
最終的なポートフォリオのまとめ方も変わってくると思います。

しっかりとテーマを持って、数を作り、
1つ1つの作品から経験値を得ることが大切です。

 



【求める人物像について】

A6.

・報連相がしっかり出来る方。
分からないことがあれば、まずは自分で調べ、
それでも分からない時は、分からないままにせず、
先輩や上司に聞ける方。

・自発的に行動し、提案を頻繁に行える方。
指示待ちでいるのでは無く、自分から考え、主体的に動く方。

・参考書や、チュートリアルサイトを見るだけでは無く、
実際にトライし、吸収しようとする方。

・良い作品を意欲的に模倣して、実際に作ってみる向上心の高い方。

・「データ制作が好き」だけではなく、
「チーム作業としてのゲーム制作」に対して、意欲がある方。

  


以上となります!
全6問の3Dデザイナー職に関する質問をご紹介いたしましたが、いかがでしょうか。
今回の記事が少しでも、ゲーム業界を目指す学生様の参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただき、有難うございました!

以上、ゆるキャン△に、ハマっているやーまんでした!


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