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2022.03.30
大阪市立矢田東小学校様で講演を行いました
#その他 #イベント

こんにちは、採用担当のかーりーです。

ここ最近、一気に季節が春に切り替わった感じがします。
厳しい冬がやっと終わり、過ごしやすい季節になって嬉しいです。

さて、春と言えば出会いと別れの季節。
今回のブログでは、
先日、大阪市立矢田東小学校様で、この春卒業する6年生の皆さんに向けて
ゲストティーチャーとして【プロフェッショナルインタビュー】を行わせていただいた様子を
レポートしたいと思います!

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矢田東小学校では、
様々な職業の大人たちからお仕事の話を聞くことで、自分の将来について考えるきっかけを作る
【プロフェッショナルインタビュー】という授業が行われているそうです。

今回は、
「ゲームクリエイターに憧れている子どもたちがいるので、ぜひプロの方にお話を聞かせてほしい」
ということで、
とあるジーン社員を通じて、6年生の担任をされている先生からご依頼を受け、
実施させていただくことになりました。

ジーンからは、ゲーム開発という仕事の内容や、
実際にゲームが作られる工程と職種の紹介、
「クリエイターを目指そう」と思ったきっかけなどについてお話しました。

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冒頭ではこれまでの開発タイトルをムービー形式でご紹介したのですが、
画面に映した瞬間
「あれゲームセンターで遊んだことあるー!」
「このゲーム作ってるの? すごい!!」
「○○(キャラ名)だ、かわいい!!!」
と大盛り上がりでした。
こういった生のリアクションを聞く機会はなかなかないので、とっても嬉しかったです。

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講演の中では、事前に皆さんから頂いていた質問にもお答えしたのですが、
「ゲームを作っているメンバーが、一人でも欠けたらどうなりますか?」
「ゲーム開発の費用はどこから出ているんですか?」
「今まで作ったゲームで、自信作はありますか?」
などなど鋭い質問ばかりで、回答したプロデューサーも驚いていました。
頂いた質問の中には、採用担当の私も気になる内容がたくさんあったので
思わず、しっかりメモを取ってしまいました。


講演の後は、将来ゲームクリエイターを目指している児童の皆さんから
・好きなゲームのジャンル、タイトル名
・どんなゲームを作りたいか
・自分が作ったゲームを誰にプレイしてもらいたいか
を発表していただきました。

個人的に印象に残ったポイントが、
発表してくださった皆さんが、ただゲームを作るのではなく
「誰にプレイしてもらいたいか」を考えてプレゼンされていたことです。

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講演の中でプロデューサーも話していましたが、
面白いと思ってもらえるゲームにするためには、そのゲームを
『どんな人に遊んでもらいたいのか』について、具体的に考えることが大切になります。
私自身、採用担当の仕事をしている中で
「この仕事は、誰のために、どういう目的を持ってやるのか」を、
常に考えながら取り組むことがとても大切だなあ、と痛感しているので、
小学生の頃からそこを意識できているって、すごい......と、とても感動しました。

また、実際にゲームを自作している児童さんには
ゲーム内容の紹介をしていただき、他の児童の皆さんに実際にプレイしてもらう、という時間もありました。

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(実は私も、「プレイしたいです!」と手を挙げたいな~とうずうずしていました)


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ゲームを作るとき、クリエイターは、
「プレイヤーは、この時どう動くか?」
「どんな操作感であれば気持ちよくプレイできるか?」
など、いろいろなパターンを想定して、プレイヤーがスムーズに操作できるようにプログラムを組んでいます。
今回発表してもらった作品は、それらのポイントもきちんと押さえられていたので、
今回の講演に参加した開発スタッフも、
「プレイヤーに遊んでもらうことまで考えたゲームが作られていて、すごい!」と、感心しきりでした。


最後に皆さんへのメッセージとして、プロデューサーから
「いろんなことに興味を持って、たくさん遊んで、たくさん勉強して、たくさん考えて
アイデアの引き出しをいっぱい作ってほしい」
とお伝えしましたが、
ゲーム開発以外の仕事や取り組みをしていく上でも、本当に大事なことだと思います。

この春から中学生になっていく皆さんには、これからたくさんの新しい体験や出来事が待っているので
そのひとつひとつを思いっきり楽しみながら、引き出しを増やしていってもらいたいな、と思いました。

今回ゲストティーチャーとしてお招きいただいたことは、
私たちにとっても、たくさんの刺激を受けた出会いとなりました。
このプロフェッショナルインタビューをきっかけに、ゲーム業界に興味を持ってくださった方や、
ゲームクリエイターを目指したい、と思ってくださった方がいるととても嬉しいです。

矢田東小学校の皆さん、ありがとうございました!