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2023.07.27
新人プログラマーへのインタービュー2023年版
#プログラマー #採用関連

こんにちは!プログラマーのTです。

とても暑い日が続いていますが、皆さんいかがでしょうか。
研修もおわり、ぼちぼちと業務にはいっていってもらっているプログラマーの新人の方から、以下の3名に、新人研修や会社のことについて、いろいろお話を伺いました。

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ぽこたさん クロムさん えぼしさん

 


Q1. 今年は、4月から6月中旬までの約2か月間の新人研修が実施されました。研修についてはどうでしたか?

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専門学校では知らなかったことや、意識していなかったことが研修内容に多かったです。
特にクラス設計や依存関係は個人で制作していたということもあり、そこまで意識せずに作品制作していたのですが、プロジェクトでは大規模の人数で開発することになるので今回の研修で学ぶことができて良かったです。

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新人研修でコード以外に作業を効率上げるために、Batch実装などの学校で習う以外の基本的な知識を身につけることができました。
さらに、プログラム知識だけではなく、チーム制作でコミュニケーション力も身につけることができました。わたしは外国人なので、とても日本語力を身につけることができました(笑)

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単にゲームを直接作ることだけでなく、作業効率の向上や他セクションとの連携円滑化にも重きが置かれた研修だったように感じました。
私は学生時代のゲーム開発において少人数や個人での開発が殆どだったこともあり、今まであまり意識していなかった部分で悩んだり梃子摺ることも多かったですが、チームとしてゲームを作る上で重要になる視点や知見を多く得られました。

 

Q2. 今年は、新人研修でプランナーと共同で短期間での作品制作を行いました。制作時の雰囲気や、苦労したこと、楽しかったことなどを教えてください。

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プランナーさんの企画書を元に制作が始まったのですが、最初の2日ぐらいは企画や仕様についての話し合いの時間が多くなってしまい、作業時間が削られてしまいました。
プランナーさんとの認識の擦り合わせや、仕様変更に伴う作業の出戻りなど、効率的な話し合いが出来なかった為に起きた想定外の事に苦労しました。しかし短期間での制作で多くの事が学べ、セクション間の交流も生まれたので非常に有意義な作品制作だったと思います。

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学校の時代からもチーム制作がありましたが、新人研修で行われたチーム制作と違います。新人研修では自分の思いなりに作るではなくて、実際の仕事のように上長からのフィードバックを貰って修正するのがとてもいい経験になりました。
さらに、その短期間で、どうやってプランナーが、プログラマーが作ったものをスムーズに操作できるように、ツールなど細かいところまでも考えていなかったので苦労しました。でもとても楽しかったです。

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作品制作においては、プランナーとプログラマーの双方が意見を出し合い、チームの全員が積極的により良いゲームを作ろうという姿勢で制作に臨めていました。一方で、誰がどこに責任を持つのか/決定権はどう置くのか、といったようなチームとしての意思決定を行う部分の扱いがやや曖昧になってしまい、議論が迷走したりなかなか方向性が決まらない場面も少なからずありました。
振り返ってみると反省点も多いですが、それも含めて充実した制作でした。

 

Q3. 新人研修終了後、配属されたチームではどんな業務を担当していますか?

blog20230702_icon01.png 案件に配属された直後は一か月のラーニング期間があり、いきなり実作業に入るわけではないので安心しました。その後は主にバトル面を任せていただき、ボスの作成などを行う予定です。
blog20230702_icon02.png コンシューマー用のゲームソフトを開発しています。ゲームの面白さはもちろんですが、コンシューマー用のゲームのため、メモリーやグラフィックなどパフォーマンス管理も考えないといけないので、とてもいいチャレンジと思います。
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PC/コンシューマー向けのタイトルの開発に配属されています。
当然ながら開発規模がこれまでの自分で作ったゲームとは比較にならないほど大きく、ドキュメントやコードの量の多さに目が回りそうな気分でさえありますが、なんとか踏ん張っていきたい所存です。



 

Q4.新入社員からみて、ジーンの社員や会社の雰囲気はどうですか?また、遠方から引っ越してきた方は大阪の雰囲気はどうですか?

blog20230702_icon01.png セクション関係なく交流もあり、お昼は仲のいい人とおしゃべりしている人もいれば、動画を見たり寝ている人もいます。私は休憩所で仲良くなった先輩と飲みに行ったり色々相談に乗ってもらったりしています。全体で見ても気さくに話してくださる方が多いと思います!
blog20230702_icon02.png とても明るい雰囲気です。仕事の件はもちろん、それ以外の事も相談・雑談しやすいと思います。外国人としてもかなり仕事しやすい職場と感じます。
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社内での交流が盛んで、技術的な話から趣味の共有まで活発になされている印象です。そんな環境もあって先輩方にも相談しやすく、オープンな雰囲気があります。
私は県外から大阪に引っ越してきたのですが、来た直後は人の多さに結構圧倒されました。ぼちぼち慣れつつはありますが、要所要所でさすがは日本第二の都市だなぁと感じています。

 

Q5.学生時代に力を入れていたことがあれば教えてください

blog20230702_icon01.png 自分が興味のある分野を伸ばすような勉強をしていました。私の場合はAIに興味があったので、ランダムに生成したマップを敵に徘徊させるホラーゲームを制作しました。入社後に採用担当の方と話していてもその点が評価されたんだなと感じることがありました。
blog20230702_icon02.png 学生時代に力を入れていたことは、自作エンジンに色々な機能を実装することです。特にグラフィックとパフォーマンスの部分です。授業以外にセミナーや海外の本など調べて自作エンジンに実装しました。
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技術的な面でもゲームデザイン的な面でも、自分のつくってみたいものを積極的に探し、考えて実装することを心がけていました。
自分で実現したいアイデアを小さな目標にすることで、作る過程を楽しみながら制作や学習に取り組めたように思います。

 

Q6. ジーンで、またはゲーム業界で将来成し遂げたい野望があれば教えてください

blog20230702_icon01.png 好きなゲームがGOTYを受賞したことがきっかけでゲーム業界を目指したので、自分が携わったゲームでGOTYを受賞したいです!トロフィーを受け取る立場になれるよう頑張ります!!
blog20230702_icon02.png ゲーム業界で成し遂げたい野望は作品が人気作になることです。作品を多くの人に遊んで貰って、制作している間に感じた楽しさの気持ちをそのゲームを通して伝えて感動させたいです。
blog20230702_icon03.png ゲーム制作、広く言えば人を楽しませることを生業とする一人の人間として新しい時代の風を常に取り込み、いずれはそれ自身が新たな風となるようなエンターテインメントを世に送り出したいです。



 

ぽこたさん、クロムさん、えぼしさん、お忙しい中、ご回答いただき、ありがとうございました!
これからの活躍に期待しています!